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こんにちは、長谷川です。
夏期講習になり新入会の生徒が入ってきました。
子どもの特性や性質は人それぞれなので、私も子どもたちからたくさん学ばせていただいています。
今日は子どもとの信頼関係の築き方のヒントです。
本記事の目次
行動をしたことを承認すること
「承認の大切さ」はこのブログで何回も繰り返し話していますが、とても大切なことです。
人間関係の悩みを解決する第一歩と言っても過言ではありません。
なぜなら、人は自分のことを承認してくれない人の言うことは聞く耳持たないからです。
もちろん、暴力などによる恐怖によって支配することはできます。でもそれは私のポリシーに反します。信頼関係を作ることと相反するからです。
なぜ承認することが大切なのか?
それは人には承認欲求があるからです。
行動したことを認めてもらうことで、次の行動へ歩み出せるのです。
特に子供のうちは、どんどん承認して認めてあげてください。
幼い時は、
「歯磨けたね」
「お風呂きちんと入れたね」
「トイレしっかりできたね」
小学生になったら
「朝きちんと起きれたね」
「宿題やれたね」
「音読できたね」
「自転車乗れたね」
「本を読んだんだね」
何でもいいから、子供のやったことを声に出して認めてあげてください。
褒めるのはその後です。
例えば、
不登校だった生徒の話です。
彼は同じ学校の生徒に彼のことを聞いても「誰ですか?」って言われるくらい、陰が薄い存在。
私は一目見たときに、その行動の仕方から不登校かな?と感じてました。
これは長年生徒指導やカウンセリングスキルを磨いて得た直感です。
話をすると、少しだけ自分のことを話してくれました。
彼は人間関係に悩んで不登校になってしまい、中学2年生までほとんど学校に行っていなかったそうです。
でも、本人は勉強はしなくてはと思っていて、家で自分なりに勉強をしていたんだそうです。だからテストの時は頑張って学校に行ってテストを受けていたそうです。
私はすかさず「へぇー自分で勉強をしてたんだね」と承認しました。
彼は少し照れながら小さな声で「はい」と言ってました。
私は彼に「なんで勉強してるの?何か目標とか夢があるのかい?」と聞いたところ、
彼は「夢も目標もありません。ないけど勉強しておかないと仕事できないと思って」
私「仕事につきたんだ?」
彼「はい、仕事はしたいです」
彼の表情を見ていると、明らかに不登校だった自分に対して負い目を持っている感じ。
だから、
私は「経営の神様と呼ばれる松下幸之助さんって知ってるかい?」
と松下幸之助さんと斎藤一人さんの話をしました。
なぜかと言うと、社会生活に学歴なんか関係ないよって伝えたかったから。
彼の不登校だった自分の対する呪縛を取り除いてあげたかったから。
話を聴きながら彼の目がどんどん輝いていったのがとても印象的でした。
そのあとの90分間彼はものすごい集中力で数学を解いていました。
もちろん、わからないところは積極的に質問してきました。
これが「承認」の力です。
・上手に行動できなかったら
でも、行動してもなかなかうまくいかない時があります。
そう言う時に
「何をやってるの!もっとちゃんとやりなさい!」
って怒ってはダメです。
それよりも、
「どうやったら上手にできるか一緒に考えよう」
と改善・改良する意識を持つように働きかけましょう。
なぜなら社会生活に出て役に立つのはいかにミスを減らすかと言うことよりも、行動して改善改良する力の方が役に立つからです。
また、悪いことをしてしまうこともあるでしょう。
火遊び、夜更かし、ゲームのし過ぎ、などなど。
この場合はただ叱るのではなく、なぜその行動がいけないのかを伝えましょう。
その時も、怒鳴ってはダメですよ。
なぜなら、怒鳴られると、人間は「心理リアクタンス」が働いて守りに入ってしまうので、あなたの伝えたいことが子供の意識に入りません。
口では「はい」とか「分かった」とか言いつつ、心の中は「うるさいな、あっちいけよ!」とか「あっかんべー!」と悪態ついていますから。
それよりも、しっかりと目を見て子供にきちんと成長して欲しいからと伝えながら、なぜ悪いことなのか、やってはいけないのかなどを伝えましょう。
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もし、あなたの経験談とかあるならそれを話してください。
なければ、昔話でも芸能人の話でも構いません。
具体的な話(ストーリー)をしてください。
人はストーリーに心を動かされるからです。
特に身内の体験談はとても有効です。
それによって悪い行動を控えるようになってきます。
実際に生徒と話しても、「お母さんが昔〜」とか「ウチのお父さんがね、」「お兄ちゃんがね、」と身内の体験談から学んでいるケースをよく聞きます。
それくらい身内のスートリーは子供の心に響くのです。
・承認の積み重ねと賞賛
また、良い習慣の行動は褒めるといいですね。
心理学でいう賞賛です。
まず承認です。そして賞賛です。
順番が大事です。
承認の積み重ねの中でこれは褒めてあげたいと感じたことを、心から褒めましょう。
小さなことでも子供の心は動きます。
そしてそれが行動につながります。
例えば、自転車置き場で「◯◯さん、最近頑張ってるよね!」と話しかけたことで、勉強を頑張ろうと思った生徒がたくさんいます。
志望校に合格した生徒から
「先生があの時の僕の頑張りを認めてくれたから」
「自転車置き場で先生から頑張ってるね!って言われたのが嬉しくて最後まで勉強を頑張れました」
など、大人からの承認や賞賛の一言がきっかけで頑張れたケースは星の数ほどあるのです。
特に合格の可能性が低かった生徒が最後の一踏ん張りで合格した時によく言われます。
・子どもは大人の行動をよく見てます
最後に、子どもは親や先生の行動や言動をよく覚えているということをお話ししたいと思います。
先ほどの自転車置き場の話もそうですが、私が忘れていることでもよーく覚えています。それは怖いくらい覚えています笑
子どもは親の行動を見てるのです。
きちんと行動をしている親の言うことは聴くものです。
たとえ反抗期に入り、荒れていても見ています。
その時にどう言う態度をとったのかでその後の行動が変わります。
これは私の友人の話です。
彼は高校時代に反抗期に入ってました。
私は彼と中よかったので学校帰りによく彼の家に遊びに行ってました。
初めて行った時はびっくりしました。
ジュースを持ってきてくれた母親にに対して罵声を浴びせて物を投げていたからです。
でも、お母さんは動じません。
これはすごいなと感心しました。
テレビでよく見る困った表情は全然してませんでした。
次に行った時も、同じように罵声と物が飛びました。
でも、彼のお母さんはやはり動じません。
それどころか
「私だって長谷川くんみたいに若い子と話したいからね」
ってニコニコしてました。
彼と私は仲良く浪人生になりました(苦笑)
大学合格後、彼の家に遊びに行った時のことです。
「母ちゃん、それ俺が後でやっておくから」
もう25年以上前の話なので詳細は覚えてませんが、彼のお母さんが何か重たいものを倉庫にしまおうとしていたんだったと思います。
それを見た彼が「母ちゃん、それ俺が後でやっておくから」って言ってたのです。
彼から母親への罵声も無くなりました。
むしろ「母ちゃんありがとう」って感謝の言葉が出ていて驚きました。
息子を信じる母親の毅然とした態度が、反抗期の彼の信頼を勝ち取り成長させたのでしょう。
最後の最後に一番大切な話を持ってきました。
一番大切なこと、それは「子どもを信じること」です。
因みに「子どもを心配すること」やめましょう。
なぜなら心配すると言うことは子どもを信じていないからです。
心配するよりも子どもに「信じてるから頑張りな」と伝えてあげてください。
それではまた。
このように、このブログでは人間関係の悩みを解消したり、信頼関係を作るためのスキルやメソッドなどを、私が30年以上子どもたちを指導してきた体験則や国家資格:キャリアコンサルタントとして学んでいるキャリア理論や心理学、脳科学などの視点を交えてお伝えしています。
取り上げて欲しいテーマがあったらお問い合わせフォームからお願いします。
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